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東大CubeSat-Xiのuplink認識状態と電離層, 地磁気, HFDの比較
2003/7/16-18
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- 東大Xiへのコマンドuplink信号の認識率が、日によって変わっていることが分かった。この状況が電離層の状況に依存しているかを調べてみた。
- 使用データ: 通総研アイオノグラム(国分寺)、柿岡地磁気観測所地磁気南北成分、電通大HFD8006kHz
| データ |
2003/7/16
17:44-59JST |
2003/7/17
17:25-40JST |
2003/7/18
17:05-21JST |
| コマンドuplink | NoGood | Good | Good |
| アイオノグラム |
foE: 10MHzピーク
foF2: 7.8MHz安定
Es発生中(90分) |
foE: 10.2MHzピーク
foF2: 5.6MHz安定
Es発生中(30分) |
foE: 6.8MHzピーク
foF2: 7.5MHz安定
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| 地磁気 |
SG型磁気嵐進行中
地磁気南北成分減少中 | 安定 | 安定 |
| HFD8006kHz |
衛星受信時付近のみE層反射
前後は地磁気変動に伴う大きな変動有り |
Es反射
Esの移動に伴う直線的変化 |
F層反射
変動小 |
- 考察:
- VHF144MHzを使用しているコマンドuplink信号の認識率は、その信号のS/N、強度変化、ドップラシフトに依存している可能性がある。したがって、FSK信号の認識率を落とす原因には、ファラデーローテーション、シンチレーション、マルチパス伝搬が考えられる。
- 単にEs層出現に依存しているのであれば、7/16および7/17の両日とも同じ状況になるはずである。しかし、両日に差異が認められることから、今回の主原因とは考えられない。
- アイオノグラムには、スプレッドFが存在していないことから、マルチパス伝搬は原因とは考えられない。
- 7/16は前日から始まった緩和型地磁気嵐が進行中であったが、17日早朝に終息したことから、7/17および7/18はは地磁気的に静穏な状態であった。地磁気擾乱が起こっている状態では、電離層反射高も大きく変化していることが、HFD8006kHzのドップラ変動から確認できた。この様な状況では、ファラデーローテーションを引き起こす総電子数変動発生は当然ながら、HFDで検出される数km程度のスケールから、VHF帯のシンチレーションを起こす数100mスケールの擾乱も発達することが知られている。
- よって、今回の7/16の認識率低下は、地磁気変動に伴うシンチレーションとファラデーローテーションが重なって起こったことに寄ると考えられる。
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国分寺アイオノグラム
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国分寺アイオノグラム foE 2003/7/16-18
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国分寺アイオノグラム foF2 2003/7/16-18
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2003/7/16 (0h - 24hJST)
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柿岡地磁気南北成分の時間変化 地磁気が14時頃から減少し、20時頃最小になった
菅平宇宙電波観測所HFD8006kHz
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2003/7/17 (0h - 24hJST)
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柿岡地磁気南北成分の時間変化
菅平宇宙電波観測所HFD 8006kHz
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2003/7/18 (0h - 24hJST)
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柿岡地磁気南北成分の時間変化
菅平宇宙電波観測所HFD 8006kHz
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