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電子回路ホームページ
update: 2003/4/14
電子回路ワンポイント
電子部品定数の温度変化
抵抗・コンデンサ・
ダイオード・トランジスタの
温度変化割合の比較
電子部品の素子定数値は、温度変化により変化する。
変化の割合は、素子により大きく変化する。
変化率は、正係数、負係数、途中で係数極性の変化する場合がある。
ダイオードの低電圧負荷時順方向抵抗は、特定温度で大きく変化する。
金属皮膜抵抗(緑線)
セメント抵抗(赤線)
炭素皮膜抵抗(青線)
の温度変化割合の比較
同じ抵抗といっても、種類により温度特性が異なる。
金属皮膜抵抗(緑)の温度変化係数は、+0.05%/50℃ =+0.00001/℃ =+10ppm以下である。
セメント抵抗(赤)の温度変化係数は、+0.7%/50℃ =+0.00014/℃ =+140ppm/℃である。これは、抵抗として使用している線材の温度係数を表している。
炭素皮膜抵抗(青)の温度変化係数は、-1.2%/50℃ = -0.00024/℃ = -240ppm/℃である。
抵抗の温度係数から、規格温度範囲での抵抗値変化率1%以下に抑えるためには、金属被膜程度の温度変化係数でなければならないことが分かる。
電解コンデンサ(赤線)
積層セラミックコンデンサ(緑線)
の温度変化割合の比較
電解コンデンサ(赤)の温度変化係数は、+8%/50℃ =+0.0016/℃ =+1600ppm/℃である。
積層セラミックコンデンサ(緑)の温度変化係数は、+10℃を境にして変化する。10℃以下では+5%/10℃ =+0.005/℃ =+5000ppm/℃で、10℃以上では-75%/50℃ =-0.015/℃ =-15000ppmと大きな変化を示す。
積層セラミックコンデンサ(緑)は、+70℃では+20℃の値の20%程度となり、高温での容量値低下に注意する必要がある。
低電圧負荷時の
シリコンダイオード
順方向内部抵抗の
温度変化割合
3V程度の順方向電圧負荷時の直流抵抗変化率は、44℃を境にして急激に変化する。
直流抵抗変化係数は、44℃以下では-40%/40℃ =-0.01/℃ =-10000ppm/℃という一定減少傾向を示す。
直流抵抗変化係数は、44℃以上では温度で殆ど変化せず、+20℃の値のほぼ10%の値となる。
直線的で大きな温度変化係数を示す部分は、温度センサーとして利用可能である。
一定温度により、抵抗値が急減に変化する部分は、温度検出器として利用可能である。
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